2006年01月21日
Worlds End
午前7時。いつものように目を覚ましいつものように疲れのとれない体をいつものようにシャワーで叩き起こすといつものように満員電車に揺られ、いつものように仕事をこなしいつものように会社を出る。いつもの店でいつもの焼きそばセット(てんこ盛り)をいつものペースでたいらげると、いつものようにまた満員電車に揺られ家路につく。いつものように誰もいない部屋に帰りいつものように『ただいま』と呟くといつものようにただ孤独だけが木霊する。
いつものようにスーツをぬぐといつものようにPCは立ち上げず、いつものアコギとCDを両手に抱え夜の街に出る。
いつもの駅からいつもの電車にのっていつもと違う街へと向かう。
23時の東京駅。
いつもの高速バスで、いつものように、眠れぬ夜の果てへと滑り出す。
やがていつものように車内灯が落ちると、いつもの夜よりも深い深い暗闇が訪れ、いつものように窓の外を流れる光を見つめながらいつものように見えない明日を探し続け、いつものように夜が明ける頃には次の街へとつくだろう。
日常。
全てがいつも通りの、最早少しも特別ではない、けれどやはり二度とは戻らない110本目の日常の営み。
信じることなど実はとっくに忘れてしまった。けれどまだ、体が覚えている。踏み出すその一歩が、意志ではなく本能に依るものだとしても、それはそれでいいのだと思う。
酷く重く、疲れの抜けなくなった体を引きずり、いつものように探しに行く。
いつもと違う景色を、探しに行く。
ほんじつのさくらいさん:『僕らはきっと試されてる どれくらいの強さで 明日を信じていけるのかを...多分 そうだよ』
多分、そうでしょうね☆(σ・∀・)σ
Posted by とんこつ親方 at 00:35│Comments(0)
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